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「シーローンチ」というロケットがあります。確か、米ボーイング社の系列(PDFです)だと思ったのですが…「シーローンチ社」が開発している、海上拠点発射ロケット「シーローンチ」。ちょっとSFっぽい面白いロケットなのですが。これが去る1月30日に打ち上げ失敗。射点大炎上でございます。つーか、射点炎上沈没?
人的被害は、スタッフは安全海域に退避していてないと、海外報道にありましたが。
ようつべ早い。もう失敗映像が流れています。 SF映画みたい。
おまけ。過去のデルタ2の失敗映像は、世界の終わり?ってくらい凄まじいですね。
シーローンチ社は三菱重工とアリアンスペース社との間で打ち上げ協力協定を結んでいます。
これはロケットが打ち上げられない状態になった場合に、互いのバックオーダー(衛星打ち上げ「ビジネス」ですから)を、各社で融通しあう協定のようです。
で、飛島と小牧(日本のロケット製造拠点)はどうだ?すぐに準備に入れるか?となるわけですが、日本の宇宙業界。そんな瞬発力があったら、こんなに低予算で喘いでないよな、と。
漁業協定(昔、某省庁の官僚が、種子島に射点を作る時に、強引な交渉をやらかして、地元漁協を無茶苦茶怒らせた経緯がある)あるので、いつでも簡単にロケットを打ち上げられないし。
アリアン社あたりが全バックオーダーを引き受けてオシマイ、そんな気がしています。
あああ、またESAの一人勝ち…。
それとも、ボーイングのもう一つの系列、ユナイテッド・ローンチ・アライアンスが受けるのかなぁ。
シーロンチ、吸収合併されたりして…;;;
ロケットと衛星どころか、射点まで失った「シーローンチ社」の今後の事業の行く末も気になりますが、日本。
H2Aを民間移管するのあれば、こーいうアクシデントがあれば即座に「そろばん弾く」くらいはしてもらいたいものですね。ちゃんとシーローンチやボーイング社と連絡取り合っているのかしら?
後、JAXA、こんな面白いこともしてます。
「月に願いをキャンペーン」。申し込もうとしてはすぐに忘れるんだよ…。
月探査機「ルナーA」計画は中止。やっと中止。
プロジェクトを止めるのは、本当に難しい。これで予算繰りが落ち着くといいんだけど。
ペネトレーターの技術を売って、少しは取り戻してもらいたいものですが。
そんでもって、予想の範疇ですが。中○の愚か者がしでかしたことのせいで、軌道上は大騒ぎです。
もしかたら、わざとやったのか?でも、そしたらこれって、宣戦布告級に愚かなことですが。
これを掃除するための予算は、やはり○国に請求するよろし、と思ってしまいます。
公害大国の汚名はもうどうにもならないけど、宇宙にまでゴミを撒き散らすのは本当に勘弁!